ストーカー規制法違反で示談を成立させ不起訴処分になった事例
解決事例の要点
罪名
ストーカー行為等の規制等に関する法律違反(ストーカー規制法違反)
身柄拘束の有無
身柄拘束なし(在宅事件)
ご依頼の目的
示談交渉・示談成立、不起訴処分の獲得
ご依頼の結果
示談成立、不起訴処分の獲得
ご依頼前の状況
ご依頼者様(男性)は会社員であったところ、SNSで知り合った女性の性的羞恥心を害すような電子的記録を、SNS上に投稿してしまいました。
その後、警察から呼び出しを受け、本件が在宅捜査となりましたが、ご依頼者様が弊社までお越しになり、そのままご依頼をいただきました。
ご依頼の結果
女性との間で示談が成立し、不起訴処分となりました。
解決のポイント
ご依頼者様としては、自分の身勝手な行動により、女性に精神的な苦痛を与えてしまったことを真摯に反省した上で、女性との示談の成立を希望されておりましたので、弁護士から女性に対し、誠心誠意の謝罪をさせていただきながら、示談交渉をさせていただきました。
その結果、今後、ご依頼者様が特定のアプリケーションソフトを利用しないことなどを条件に、50万円未満の金額にて女性と示談を成立させることができ、不起訴処分が確定しました。
本件については、ご依頼者様が事実関係を全面的に認めており、真摯に反省をしておりましたので、その点を弁護士から女性にしっかりと伝えた上で、再犯を恐れる女性の不安を和らげる条件を示談書に盛り込みながら、示談交渉をしていく必要がありました。
この点、不起訴処分の獲得においては、女性との示談成立が重要になったところ、比較的早い段階で、ご依頼者様より本件をご相談いただき、弁護士よりご依頼者様の謝罪の気持ちをしっかりと伝えることができ、また、示談書に記載した条件により、再犯を恐れる女性の不安を和らげることができたため、無事、女性との示談を成立させることができました。